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では、治療後の体重管理 どうするのが正解?
結局は「バランスのとれた食事と適切な運動」
のようです。
体重の増減やサイズ変化に神経質になりすぎず
食事と運動に注意するのが体調回復・再発防止
には重要です。
(とはいえ、手脚のサイズ変化は浮腫みの有無
を知る上でチェックしたほうがよいですが)
具体的に、どんな食事や運動が良いの?
日本対がん協会さんが良い資料を公開しています。
リンクを貼りましたので、是非アクセス
してください。(写真は資料の1ページ)
資料は乳がん患者さん向けにかかれたものですが、サポーティブケア学会で仕入れた知識に
よれば、基本的に他のがんにも応用できるはずです。
もし、治療後体重管理について何か言われたら
ご自分のBMI値(体重kg÷身長m÷身長m)を申告すると
身体状況にあった指導を受けられるかもしれません。
因みに、私も治療終了後先生に「太らないでね」と言われました。
でも「BMI≦20で骨粗鬆症気味ですけど」と言ったら
「体重が軽いから骨がサボるんだよ。少し太ったら?」と先生
「もうぉ、どちらですかっ?」とちょっと怒ったら
「まぁまぁ!間をとって現状維持だね」と主治医。大らかな先生でヨカッタ
がん治療後、体重管理・食事管理を厳しく申し渡される方
多いと思います。しかし、本当に必要なのでしょうか?
かねてから疑問に思っており、ちょっと調べてまたビックリ
日本女性の肥満率は21%なのです。(BMI≧25を肥満と定義
日本生活習慣病予防協会)
因みに、アメリカ女性の肥満率は41.3%、しかもBMI≧30 ですよ!
(米国 国立健康統計センター)
これを見ると、アメリカでよくがん患者(特に乳がん)に行われる体重管理指導
どこまで日本人にあてはめてよいか、疑問がわきます。日本人の場合、ただでさえ痩せすぎの
弊害が出ている人が多いので、行き過ぎた体重指導は却って骨粗鬆症や思い更年期症状
ホルモンバランスの崩れを誘発しそうにも思えます。