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新年早々、もの申す!

新年早々、世の中に物申すのもどうかとは思ったけど、やっぱり発言しようと思いました。
多分、同じような思いを抱えていらっしゃる方はたくさんいらっしゃると思うので・・・

妹一家が大宮へ来てくれて、久々に揃って新年会ランチ
その後、母と私と二人で老舗デパートへ・・・

バーゲンも始まっていたし、久しぶりに母娘で

仲良くショッピングを楽しんでいた。

母は1月生まれなので、ちょうど誕生日プレゼントを

選ぶのによいかな、と二人で服をあれやこれや品定め・・・

・・・と、母が「トイレに行きたい」と言い出したので、エスコートして絶句!!

婦人服フロア、トイレはフロアとフロアの間の踊り場に設置され、階段を使わないと

利用できないのだ!
階段はたった10段くらいだけど、これが今の母にとっては断崖絶壁。

だからといって、今の私には母を背負うだけの体力はない。

しかし、付近に男性店員の姿はなく、店員に「階段を使わずに行けるトイレ」の

有無をきいて、そこまで移動するだけの余裕もない。

結局、私が母の荷物を全部持ち、母は手すりにつかまりながら階段をのぼって

踊り場のトイレにたどり着いた。

 

 無事用を足すことができたが、階段を下りることができないと言う。
昇より降りるほうがもっと難儀なのだ・・・
結局、階段をのぼって一つ上の階に行き、そこからエスカレーターで目指す階に降りた。

 このデパート、ターゲットの年齢層は比較的高いほうだ。それなのに、このトイレは
いかがなものか、と考えてしまった・・・

高齢者のために車いすの貸与サービスもあるらしいが、母は車いすは必要としていない。
ショッピングカートか杖が必要だが平地なら歩ける。仮に車いすを借りたとしても
階段があってはトイレに行けない。

 

同系列のデパートが日本橋にあるが、そちらもトイレは踊り場にある。
また、新宿は建物が新しいので階段を使わずにトイレに行けるが、私が買い物のたびに
新宿店までエスコートしたのでは体がもたない・・・

 

まさか「脚の弱った年寄と病人(私もケモ中は関節痛がひどく階段は大変な苦痛だった)
はデパートを利用すべからず」というのが社の方針ではないですよね~
だって、デパートでの買い物は老人にとっては何よりの楽しみなんですよ!

 

デパートや大規模施設運営のみなさん、建築やフロアデザイナーのみなさん、
もしホスピタリティを売りにするならば、トイレのことも考慮に入れてください。

できる限り段差を排除してください。

年よりや関節に障害をもつ病人にとっては、ちょっとした段差が「ベルリンの壁(古いナ!)
なんです!!