アピアランスセミナーの感想

リンパレッツは、ただ弾性スリーブ・ストッキングを売るだけでなく
情報発信基地となることも目標です。という訳で、ちょっと遅くなり

ましたが、セミナー出席の感想をアップしますね。

 

1月24日、国立がんセンター(築地)主催「アピアランスケアって何だろう?」

というセミナーに出席しました。世間一般に知られている頭髪のことだけでなく、
爪、睫毛・眉毛、メイク、かつら選び、その他、話題は実に多岐にわたり、
しかもそれぞれの問題について世界中でいろいろなケアが試みられており、議論も

どんどん進化している様子。2016年夏には「がん患者に対するアピアランスケア

の手引き」なる本も出版されたそうです。

 

また、国立がん研には、アピアランスケア支援センターがあり、そこで

研修を受けた医療者を全国に送り出し、患者はより身近でアピアランスケア
が受けられるように、医師・看護師・臨床心理士さんなどが努力を重ねて

いることもわかり、心強いと思いました。がん患者支援、どんどん進歩しています。

質問タイムでは、「ヒルドイドの処方がケチ臭く(?)なり、手足症候群の

方が悩んでいるが、それへの対処法は?」と聞いたら、その現状が知られて

いなかったことにはビックリ。しかし、アピアランスケアの室長が
「どうして、そう固く考えるのかな~?保湿はヒルドイドでなくても、自分に

あえばなんでも良いのよ。」とお答え。
ヒルドイドの過剰処方問題のとばっちりをがん患者が受けている現状は

知っておいてほしいと思いつつも、まぁ、柔軟に代替案を探そうとも思いました。

少々乱暴に総括すれば・・・
アピアランスケアには“マスト(絶対すべき)”も“マストノット(絶対ダメ)”も

一つの例外を除いてない。自分が「これが好き」「これなら満足」と思えば

それで良い、ということ。

 

ところで、唯一の例外は何だと思いますか? 

“オヤジの保湿”だそうです。
男性諸氏、保湿は「医学的見地からもマスト(絶対すべき)」だそうですよ。

(*乾燥が激しいと皮膚表面に細かい傷がつきやすく、そこから細菌の侵入など

トラブルが発生しやすいというのが理由)

 

お手伝いしますよ

 

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補足;リンパレッツも、お役立ち情報にリンクを貼ってあります。

   是非アクセスして該当箇所を読んでネ。
*副作用、スキンケア、食事など生活お役立ち情報