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仕事と治療と、そして介護

Frohe Weihnachten ! Merry Christmas !!

 

明日はもうイブ、銀座はイルミネーションでピッカピカ
一方、家では、痴呆の母の介護で格闘の日々

街の景色と自分の置かれた現実のギャップが大きすぎて

めまいがします。

 

さて、この「介護」と仕事のバランスに関して、プレジデント 
オンラインに興味深い記事を見つけました。
題して「介護離職からの復職を阻むこれだけの“壁”」

 

さて、記事を書いたアナリストによりますと、介護のために

離職した人の半数以上は2年以上経っても復職できず、2年以内に

復職できた場合でも半数以上が非正規雇用なのだそうです。

 

そして、私が気になったのは「病気やケガが理由で離職した人」

のその後の状態。離職後仕事復帰までの期間や、2年以内に就いた

職場での働き方、介護離職と酷似しています。
つまり・・・復職を阻む壁が非常に高いのです。

では、、、介護している人ががんに罹ったら

どうなるのでしょう?

考えただけでもおそろしいことです。 

 

しかも、介護と仕事、介護と治療の両立に
直面するリスクは女性の方が2倍以上高いわけです。

 

国はいろいろと政策を推進していると言い張って
いますが、なかなか問題が解決の方向に向かっている

実感がわかない訳がわかりますね。

 

 

厚労省には期待していません。

何せ、「治療と仕事の両立」の啓発でこんなポスターを作るくらいですから!!