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にもかかわらず(鎌田實先生)

GWに入って「家事がんばろ!」と思ったら、
まともに歩けないほど重症のぎっくり腰を発症、
仕方なく家でテレビを見ています。

でも、Stay Homeへの協力か?各社の番組、思った以上に

内容が濃い!今はテレビでお勉強しています。

昨晩は、
医師・作家の鎌田實先生ご出演の、NHK
「人生レシピ」という番組を視ました

この番組は、長寿化の流れのなかで50歳以上生き方を
探る番組で、先生のお話も一般に向けたものでした。

しかし、やはり本業が医師であり、かつ「がんサポート」にも長年執筆していらっしゃる

こともあり、先生の人生訓はがん患者に大変に参考になるものでした。
昨日の学びのエッセンスを備忘録として残しておきます。
(因みに山羊のキャラクター、〇メガネとお鬚が先生を彷彿とさせるので使いました。
先生のことは尊敬していますので、そこんところヨロシク)

先生の提唱する、楽しく長生きするためのポイントは3つ

1.貯金より貯筋

2.誰かのために

3.にもかかわらず・・・

1.先生は、脳卒中が多く平均寿命が短めだった長野県を「ピンピンコロリ」
の優等生に押し上げた方。その方がおっしゃるにはまず筋力を維持すること。
筋力が衰えたら、お金があっても自由に活動できなくなってしまいます

 

2.先生はお忙しいので「大変ですね。お疲れでしょう?」と声をかけられる
そうですが、「おかげ様で元気がでました」という声をきくと、疲れを忘れ、
むしろパワーが湧くそうです。
私も、「おかげで良い商品が見つかりました」という声をきくと、これから
もっとお仕事頑張ろうと思います! 国や、地域単位でなくても、目の前の一人を
幸せにできたら、それだけで自分が元気になります。

3.にもかかわらず・・・
歳をとると知らず知らずのうちに、固定観念にがんじ絡めにされています。

私のお仲間ですと、「オッパイがないから」とか「子宮・卵巣をとっちゃったから」
「オシャレしてはいけない。・・・してはいけない」と思い込む方、多いです。
知らぬ間に「世間では〇〇」という常識(誰が決めた!)とやらに囚われています。

先生は、一度立ち止まって「~だから」でなく、「~にもかかわらず」と考える
ことを提唱されています。「~にも関わらずやってみる」と人生が楽しくなるそうです。

上記3つのポイントに注意して、それを「がんばらない」けれども
「あきらめない」で続けていくと、生きづらさがどんどんなくなるようです。
先生は“遊行(ゆぎょう)の境地”とおっしゃっていました。


首都圏では5月8日午前11時から再放送があるようなので、お時間の
ある方は、是非!!(詳しくはコチラ