
化学療法の副作用である脱毛・痺れの予防/軽減
に冷却が効くという話があります。
この話がSNSでも拡散されているのですが、情報が
中途半端で「冷やせば良い」という調子
そこで「冷やすタイミングも大切、化学療法の30分
くらい前から冷やし始め、終了後90分は冷やし続けて」と呟きました。そうしたら「聞いたことがない」挙げ句には「不安商法じゃないか」と糾弾されました。
ですから、キチンとした根拠をお話します。
「前30分、後90分」はpaxman社の頭皮冷却装置の使い方の説明からとった話です。
原理は簡単で冷却 → 血流減少 →毛根が抗がん剤に晒される割合減少 → 脱毛軽減となるわけですが
「前30分、後90分」くらいのバッファをとらないと抗がん剤を含んだ血液が患部にたくさん到達して
しまうということです。
手先・足先の痺れ防止も原理は一緒です!毛がない分事前準備はもっと短くてよいかもしれませんが
後(抗がん剤の流量減少に必要な時間)は、それなりに長くとる必要があるでしょう。
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ご参考のためpaxman社のYoutube動画にリンクを貼っておきます。(UK ver.)
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