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弾性着衣 ああ勘違い

弾性スリーブ・ストッキングの保険適用(療養費還付)について
まだまだ誤解が多いです。主な誤解について解説します

 

*装着指示書は保険医なら誰でも書ける

装着指示書はがん治療医・リンパ浮腫診療医(形成・リハビリなど)
でないと書けないと思っていませんか?
実は保険診療をしている医師なら誰でも書けます。(厚労省と確認ずみ)
がん治療を卒業したり引越したりした方は、現在のかかりつけ医に
お願いしてみましょう。ご不明点は応相談


*保険適用なら7割が還付されますが上限額があります。
例えば、¥28,000(上限額)のストッキングを購入した場合¥19,600が還付されます(自己負担¥8,400)
が,¥38,000のストッキングの場合も同額の¥19,600しか還付されません。上限を超える¥10,000は丸々自己負担
となります。(自己負担額¥18,400)
クリニックでは説明が不十分なものも多いのでご注意ください。

 

*がん治療に関連する浮腫みなら保険適用が受けられる?

保険適用には厳しい要件があります。現在の規程(令和2年/2020年)では「鼠径部・骨盤部若しくは
腋窩部のリンパ節郭清を伴う悪性腫瘍の術後」となっています。センチネル生検の結果郭清しなかった方
薬剤性の浮腫(ex.肺がんのアリムタなどMET阻害剤)の方は厚労省の通達では適用外です。
ただ、保険組合が任意に応じる場合、還付をうけても構いません
また、最近は高額でなくても品質の良い着衣もあります。当店も積極的にご紹介しています。
ご相談ください(090-3212-6930)